長女が鼠径ヘルニアになり、手術をしました。
術前術後ともに、そばにいることしかできなくて
自分の無力さをひしひしと感じた私の体験談をお届けします。
手術の流れ
- 手術室まで一緒に向かう
- 手術室に入る前に子供とはバイバイ
- 1時間程私は1人で過ごす
- 手術が終わり次第手術室に向かう
- 子供と一緒に病室へ帰る
私が言った子供への声かけ
- 血圧測るの嫌!
- 手術室に行くの嫌!
- ママと離れるの嫌!
イヤイヤオンパレードな入院期間でした。
でも、嫌な気持ちももちろんわかる。
大人だって手術って聞いたら、怖いし不安だし、できることなら辞めたい!と思う。
だからこそ、全力で共感しました。
- やだよね。
- 怖いよね。
- 痛いよね。
娘の不安を私が受け止めたい
もう全部を受け止めて、受け入れて
ママがいるから安心してね。
ママがいるから大丈夫だよ。
そんな気持ちを胸に
行動でも言葉でも娘を包み込むように意識してまた。
怖くてもいい。泣いてもいい。
娘には、自分の気持ちは全部だしていい!
と何度も伝えました。
怖いのなんて当たり前。怖くていいの。
怖かったら泣きたくなるのも当たり前。
泣きたかったら泣いてもいいの。
でも、手術をすることは変えられない。
だから、怖いも不安も全部出して、全部表現して
そのままでいいから、行っておいで。
と、大泣きのまま送り出しました。
後に残る、何もしてあげられなかった私の気持ち
どんなに娘を思って、尽くしていても
泣いている娘を見ていると
術後の傷口を見ていると
「何もできなかったな」と
不甲斐ない自分を責めてしまいました。
ママもそのままでいい
そんな自分を責めてしまう自分がいて
また、落ち込んで…
でもどこかで気づければそれでいい
- 責める自分がいてもいい
- 責めない自分がいてもいい
- 責める自分を許せる自分がいてもいい
- 不甲斐ないと思ってもいい
- 無力だなと思ってもいい
だってそれは全部
子供への愛情だから
向き合うことで進んでいける
今私はこう思っているんだな。と感じるだけで
人は変わっていけるんです。
なりたい自分を思い描いて
自分の幸せを感じていきたいな。と私も思っています。
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