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怒りは“自分を守る盾”だった。自己否定が怖かったエンパスママの本音

怒りは“自分を守る盾”だった。自己否定が怖かったエンパスママの本音-アイキャッチ みまの日記

ご飯の時間、長女のお皿がひっくり返された

1歳の長男が、テーブルの上に手を伸ばして、長女のお皿をダイナミックにひっくり返した。

その少し前にも、次女のお皿で同じことが起きていて、私は2回目の片付けに追われていた。

私は、思わず長女に怒鳴った。

  • なんでよそ見して食べてるの!
  • 一生懸命食べてって言ってるでしょ!

怒ったあと、すぐに胸の中にザワザワした気持ちが広がった。

でもその時の私は、怒りに飲まれて、それに気づけなかった。

怒ってしまったことに悩む母親

本当は、自分が原因だったのかもしれない

あとから冷静になって考えたら

お皿の位置は、長男の手の届く場所に私が置いた。

私の準備不足だった。それが本当の原因だった。

でも私は、長女に怒った。

怒ることで「私は悪くない」と思おうとしていた。

なぜ私は、長女を責めたのか

それは、自分の非を認めることが怖かったから

私が悪かったと認めたら「私ってダメな母親だ」と感じてしまいそうで…

それは、単にミスを認めるというレベルではなくて

”自分という存在そのもの”を否定するような気分になるから。

だから私は、無意識に長女を責めることで「私は間違っていない」と自分を守ろうとしたんだと思う。

怒りは、私の“自己否定を避けるための盾”だった

誰かを責めることで、自分を守る。

それは一見、すごくずるくて情けないことのように思えるけど、本当はそれだけ、私はもろくて、不安定だったんだ。

エンパス気質の私は、他人の感情にはすぐに気づけるのに
自分の内側にある”怖さ”や”もろさ”には鈍感だった。

自己否定が怖かった私に、そっと伝えたい

怒ってしまったことを悔やむよりも

なぜ怒ったのか、自分の心を見つめてみたときに

そこには「守りたかった私」がいた。

安心したかった心の中

私はダメな母親じゃない。

完璧じゃないけど、ちゃんと向き合っている。

怒ることでしか、自分を守れなかった時があったって、それでいい。

同じように、怒って落ち込むママへ

もしあなたが「怒りたくないのにおこってしまった」と感じているなら、その裏にある自分の気持ちを、責めずに見てあげてほし。

もしかしたらそれは「これ以上傷つきたくない」という、心の叫びかもしれないから。

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