怒りたくなかった。でも、怒ってしまった。
保育園へお迎えに行き、まずは長男を抱っこし、横目で次女の行動を見守りながら、園庭で遊ぶ長女に声をかける。
「もう帰るよ。お部屋に戻って帰る準備しよう?」
そう言っても、長女はなかなか部屋に行きません。
私はその時、1歳の長男を抱っこし続けて腕が痛く、次女がどこかに走って行かないか気を張って、早く帰って夕食の支度もしたくて…
そんな状況で思わず言ってしまったんです。
「早くしてって言ってるでしょう!」
本当は、そんな風に怒りたくなかったのに。

”できるでしょ”って思ってた私
3歳の長女はとても賢くて、基本的には自分のことはちゃんとできます。
だから、きっとできるでしょって思っていました。
でも本当は
そんな気持ちもあったのかもしれません。
甘えたい気持ちもわかっていたはずなのに、”私のキャパ”がそれを受け止められなかったんです。
キャパが超える瞬間

長男の体重、次女の動き、長女の甘えたい気持ち。
その全部を私1人で受け止められない時があります。
育児中のママなら、誰にでもそんな日があると思うんです。
でもそんな時ほど、私は「ちゃんとできない自分」にイライラして
いちばん大切にしたい存在に、強い言葉をぶつけてしまう。
あとから自己嫌悪をして、落ち込んで、それでもまた朝が来て、育児は続いていくんですよね。
育児の“限界”を感じたときの対処法は、 ▶子育てが限界!ストレスの原因と心がラクになる7つの対処法を紹介もあわせて参考になります。
怒ったあと、伝えられたこと

家に帰ってから、長女に言いました。
「さっきはごめんね。本当は優しくしたかったんだ」
「甘えたい気持ちがあったんだよね」
すると長女は、ちょっと照れたように笑って「うん」と言ってくれました。
それだけで、なんだか胸がじーんとして…
怒ったことをなかったことにはできないけど、あとから”気持ちを伝えること”ができたことに、少しだけホッとしました。
「怒らない親」じゃなくて「向き合う親」でありたい
私たちは完璧じゃない。
怒ってしまう日もあるし、余裕なんて1ミリもない時もある。
でも、怒った後に
ことはできる。
子どもは、それだけでもちゃんと受け取ってくれるんだと思います。
まとめ:怒ってしまったママへ届けたいこと
怒ってしまった自分に落ち込んでいるママがいたら、「私もそうだよ」って言いたい。
そして、「それでも愛情は届くよ」って伝えたいです。
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