子供の話、最後まで聞いていますか?
私はエンパス気質が強くて
人の気持ちや空気を敏感に感じやすタイプです。

育児をしていると、子供たちのちょっとした反応や言葉にも敏感に反応して
ときには必要以上に疲れてしまうこともあります。
でも、最近気づいたんです。
私が”強い怒りを感じる場面”には
過去の自分の、心の傷が隠れていたことに。
私が、すごく腹が立つ瞬間
子どもに「ありがとうね。おもちゃ片付けてくれて助かったよ」って話しかけたとき。
まだ、「片付けてくれて…」の途中で
子どもに違う話をぶっこまれたり、どこかへ行かれてしまうことがあります。
子どもにとってはよくある行動かもしれません。
でも私は、その瞬間にものすごくイラッとしてしまうんですう。
私の中の”幼い私”が反応していた

その怒りの理由に、私は気づきました。
私の母は、昔から人の話を”最後まで聞かない人”でした。
私が何か話していると、途中で遮って
「つまりこういうことでしょう?」と母の解釈を入れてきます。
小さい頃からずっと
って心の声が叫んでいたんです。
あの頃の私は、こう言いたかった
今、大人になって、母になって。
あの時の”言えなかった言葉”が、私の中でやっと形になりました。
私は聞ける親になりたい
話を聞く育児の重要性については、こちらの記事でも詳しく紹介されています。
だから私は今、自分の子どもたちの話をできるだけ”最後まで聞く”ように心がけています。
完璧にはできないけれど、遮らずに、待つ。
”子どもの言葉”を子ども自身が言い切るのを、見守る。
これは、私自身が「聞いてもらえなかった子ども」だったからこそ、できることだと思っています。
エンパスだからこそ、気づけた”深い傷”
エンパスの人って、他人の気持ちに寄り添える反面
自分の中にある痛みや過去の感情に、人一倍ひきづられてしまうこともあります。
「怒る理由がわからないけど、なんだかものすごくイライラする」
それってもしかしたら”今の私の出来事”ではなく、”過去の私”が反応しているのかもしれません。
そして、そんな”過去の私”の声に気付けるのは、エンパスならではの才能でもあります。
あの時言えなかった言葉を、今の私が抱きしめる
私は、子どもたちの中に「話を遮られて傷つく子」を作りたくない。
だからこそ、今日も私は”聞く”ことを選びます。
そしてもしあなたも、同じような過去の記憶に反応して苦しくなることがあったら
「そう感じるのは、私がおかしいからじゃない」って思い出してほしいです。
それは、あなたがずっと心の奥にしまってきた”助けての声”。
その声に耳を傾けられるあなたは、ちゃんと、子どもに優しくなれる人です。

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