生理前に起こる精神崩壊
生理前ってなんだかイライラしたり、自分ではコントロールできない何かに襲われるような感覚になることありませんか？
私は、このコントロールできない感情が大きく表れてしまう症状「PMDD」を抱えています。
PMSだと思って過ごしている人でも、私生活に支障をきたす症状が出ている場合、PMDDかもしれません。
PMDDってなに？
PMDD（月経前不快気分障害）は、日本語で「月経前不快気分障害」と呼ばれる、月経前に起こる強い心と体の不調のことです。
重く、日常生活や人間関係にまで通じることが特徴です。
PMDDの主な症状
強いイライラや不安、抑うつ、疲労感、集中力の低下、睡眠障害などがあります。
PMDDの治療方法
ホルモンの変動が原因とされていますが、個人差が大きいため、生活習慣の改善や薬物療法が用いられています。
実際に感じた辛いこと
PMDDだと私生活に大きな影響を与えます。
私が感じた辛かったことを共有していきます。
PMDDを知らなかったこと
私は、おそらく、学生時代からPMDDの症状を発症していました。
当時PMDDという言葉を知らなかったため、ただただ自分が弱く、感情をうまくコントロールできない人間なんだ。と思っていました。
当時、PMDDという言葉を知っていれば、より良い改善策があったのかもしれないと感じています。
急に怒鳴ってしまう
PMDDの時期になると、ふと誰かにのりうつられたかの様に、人格が変わります。
夫と数秒前まで楽しく会話をしていたのに、会話の中の一言が原因で、急にスイッチが入り、怒鳴ってしまうのです。
急に泣き出す
急に怒鳴ることと同様に、急に泣き出すこともあります。
自分でもなにがトリガーになったのかもわからないまま、ただ悲しくなったり、苦しくなって、涙が出てきます。
シクシク泣いている時もあれば、大声で大泣きしている時もあります。
他人の言葉に反抗したくなる
普段なら、言い返さないようなことにも、反論したくなります。
特に夫にはことあるごとに噛みついて言葉で攻撃していました。
産後のガルガル期みたいな感じが想像しやすいかもしれないです。
家事が出来なくなる
普段から特別家事が好きではありませんが、PMDDの時期は「やろう」という考えすら浮かばなくなります。
「自分に甘いだけだろ！」と思ったこともありましたが、そんな簡単な問題ではないということを知ったので、しないのではなく出来ないのだと宣言しています。
子供へのイライラが100倍
私的にはこれが一番辛いことでした。
怒りたくないし、優しくしたいのに・・・
と思っていても無理でした。
気づいたら怒鳴っている自分がいるんです。
普段なら全く気にならない様なことでも、PMDDの時期には怒鳴ってしまい、反省する日々が続きます。
月に1度起こること
PMDDは月に1度起こるんです。
これがゴールのないマラソンを走っている様な感覚で、PMDDの時期を乗り越えた！と思っても、また次がやってくると考えると、気分が落ち込みます。
毎月PMDDの時期になるたびに「いつ終わる」終わったら、「次はいつくるの」と無限ループをしています。
SNSでの声
PMDDであることを受け入れる
PMDDの時期は、「仕方がない」と割り切ってしまうことも大切だなと感じています。
家族に理解してもらい、今は精神的に不安定な時期だから多めに見てください。と初めから話しておくと少し気持ちが楽になりました。
PMDDであることを認識すれば、少しづつ改善策が見えてきます。
自分に合った方法で、少しでも辛さを和らげられるといいですね。
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